ロケ地めぐりって 本人もいないのに 何が楽しいかというと

探す面白さ 実際に訪ねて存在した喜びもありますが

普通の観光旅行では行かない場所に行ってしまう事

そこに行くまでの人との出会いもあるから辞められないんだなぁと思いました。


じつはタクシーのアジョッシはミサリ競艇場の場所こそわかっていましたが

私の行きたいコース先頭の場所はわからず

まずゴール地点に着いちゃったんですね。

で 警備員にここじゃないと言われ

真ん中辺りの入り口までは行ってくれたんですが

最初でメーターを止めていたこともあり

中に入るのが面倒くさかったようで 降ろされちゃったんです。



まぁ1キロくらいなら歩こうかと思っていたら

入り口にいた警備員のアジョッシが

「どこに行くんだ」と聞いて来たので

「(写真を見せて)ここに行きたいんだ」と答えると

「遠いから ちょっと待って 車捕まえてあげるから」

と通りかかった業者の車を捕まえて 乗せてくれました。


というわけで警備員アジョッシと 業者のアジョッシのおかげで

あっという間にスタート地点に着いたのでした。



寒の戻りで しかも朝9時ごろ 曇り 

風をさえぎる物のない競艇場はさむうございました。


ミサリ競艇場6


友人と話をしたり 水を飲んでいたベンチ


ミサリ競艇場7



ジョギングをしていた 

応援する兄弟たちが走っていた道路

ミサリ競艇場8


さて撮影も終わり帰りのタクシーを捕まえようとしたら

さっきの警備員アジョッシが マウンテンバイクでいるじゃないですか!!


「写真撮影は終わったのか?」と聞いてきたので

「おかげさまで終わりました。ありがとうございました」

「今日はとても寒い コーヒーをご馳走するから こっちへ来い」

と ボート場脇の売店へ


「寒いから中に入れ」とさらに売店中へ

はじめはラーメンをとおっしゃったのですが お断りしました。

私にはコーヒーと小娘にはお菓子をご馳走してくださいました。

(もちろん払うといったんですけどね)


しかもアジョッシが 売店外の人にも

「このアギとオンマは ソル・ギョングの映画に使われた場所を撮影しにわざわざ日本から来たんだ」

(一番新しい撮影がソル・ギョングの映画だったので 勝手に思い込んだんでしょうね)

なんていうもんだから

他の警備員や 商品搬入のオッパまで顔を出して小娘の相手をする始末


偉そうな小娘と売店オッパ 警備員のアジョッシ


小娘


そして記念写真とってやるから コース前に立てと

写真まで撮ってもらいましたよ

(あくまでもお菓子を離さない小娘と 私)


私と小娘

「帰りたいので 近くの駅はどこか」と訪ねると

教えてくれた上 タクシーまで呼んでくれましたよ。


他人にも優しくする愛情深い韓国人に触れ合えて幸せなひと時をすごせたのでした。

警備員アジョッシや 売店オンマにお手紙とお礼の品物を送るつもりです。